低温殺菌


 これは某大手乳業会社の製品の情報欄です。
 普段何気なく見るものですが(以外と気にしないかも…)殺菌120℃ とありますね。
 
 殺菌:菌を殺すこと…ではなく、ヒトにとって有害な病原菌や微生物を殺し、有益な菌を残すことが本来の意味です。

 

 実際のところ、主だった病原菌を調べてみたところ…
  • サルモネラ菌  :60℃で10〜20分の加熱で死滅
  • 黄色ブドウ球菌 :62℃で30分の加熱で死滅
  • 病原性大腸菌  :60℃で1分以上の加熱で死滅
  • リステリア菌   :75℃で数分の加熱で死滅
という具合に、100℃に満たない温度で十分なのです。
 にもかかわらず、120℃まで温度を上昇させる…これでは生乳中に含まれる体に良い菌(乳酸菌)まで死滅してしまいます。これを滅菌といいます。殺菌とは違います。


 以上のことから 低温殺菌とは…牛から搾った生乳の品質を損なうことなく、安全に飲めるようにする方法なのである。